ついに憧れのトロルの舌へ行ってきました!
しかも1泊2日でテント泊しました!
トロルの舌へのアクセスとテント泊の方法を紹介します。
「トロルの舌」がある場所
トロルの舌(トロルツゥンガ Trolltunga)はノルウェー西部のハダンゲルフィヨルド地帯にあります。
拠点となるのは南部のオッダという街です。
オッダまでは首都オスロからよりも
第二の都市ベルゲンからの方が距離的に近いので
ベルゲンから訪れる方が良いでしょう。
オスロからでもアクセスできます。
カタール航空は世界150以上の都市へ就航!

「トロルの舌」登山口までのアクセス
まずはベルゲンへ
ベルゲンへはヨーロッパ各国からの便が
多くあるので日本からでも1回乗り換えで来れます。
ベルゲンには世界遺産ブリッゲンをはじめ
魚市場などさまざまな観光スポットがあります。
オッダへ向かう前に観光していくのもよさそうです。
ベルゲンからバスでオッダへ
料金
往復で542クローネ(学生)
当日しか買えないみたいでした。
クレジットカードは使えないと前日に
バスターミナルのオフィスで聞きました。
8時20分発、930番のバスで行きました。
乗り換えが無くて楽です。
時刻表はこちら
Skyssバス公式HP
移動時間
オッダまでは3時間弱です。
バスはこんな感じ。
かなりゆったり。
途中2度、バスごとフェリーに乗ります。
外の空気を吸いにバスから降ります。
オッダのホテル
オッダに到着するのは12時前の予定だったので
この日はオッダに泊まります。
泊ったのはHardanger Hotel。
登山口へ向かうタクシー乗り場から近く
登山用具以外の荷物も預かってくれるので
トロルの舌から帰ってきてからも楽です。
客室の写真や予約はこちらから
オッダから登山口まで
料金
オッダから登山口(Skjeggedal)までは
OddaTaxiの乗り合いタクシーで向かいます。
片道150クローネ。
ちなみにレンタカーだと登山口に車を止めて行けばよいですが
駐車料金は1000クローネでした。
高いですね。
7月8月は大変込み合いますので
予約した方が良いです。
乗り合いタクシー予約はこちら
オッダタクシー公式HP
タクシー乗り場から見た景色。
移動時間
30分程度で到着ですが
道が混んでいて1時間くらいかかりました。
テント泊装備
テント用具
・テント・シュラフ(寝袋)とマット
7月でも雪が残っているので
シュラフ(寝袋)は3シーズン対応のものが良いです。
夏の薄いシュラフは寒いです。
ガス缶はオッダでも購入できます。
水は汲める場所がある(湧き水)ので
そんなに大量に持たなくても良いです。
服装
・トレッキングシューズ
・行動着
・レインウェア
・ダウン(防寒具)
登っている時は暑いのでTシャツと短パンでも良いです。
登るのは序盤だけで徐々に平坦な道のりになるため
羽織るものがあると良いと思います。
また、7月でも雪が残っていたので
防寒着は忘れずに。
コースタイム
1日目
START〜1時間
登山口です。
はじめのうちは森の中を登ります。
30分で1km進む。
1kmごとに看板があるようです。
あと10km…
1時間も登れば森を抜ける。
〜2時間
ここからは登ったり下ったりです。
動くと暑いけど止まると冷える。
微妙な気温です。
〜3時間
湖が見えてきました。
ここでもかなりの絶景。
〜5時間
さらに2時間進むとどこからか声が聞こえる…
写真中央に小さーくトロルの舌が見えます。
ようやく見えた!
けど遠い…
ここらへんから雪が増えてきます。
雪の上ゆっくりと歩く。
ちょっと疲れてきたな。
〜6時間
だいぶ近づいてきました。
あとちょっと。
そして登山開始から6時間、
ようやく写真で見たトロルの舌に到着!!!
ただ、めっちゃ混んでる!!!
時間はまだまだあるので先にテントを張ります。
テント泊
テントはトロルの舌から少し登った場所に
平坦な場があったのでここに張りました。
ノルウェーの夏は深夜になっても
太陽が沈まないので明るい中寝ることになります。
明るいと寝れない人はアイマスクがあると良いかも。
2日目
朝はあいにくの天気でしたが
トロルの舌はガラガラです。
他のテント泊の人は10人くらいでした。
満足したので下山開始です。
雪道は下りの方が怖い。
看板はありますが迷子になりそうです。
歩いた痕跡を頼りに進みます。
帰りは5時間で帰ってこれました。
電話でOddaTaxiを呼びます。
登山口には店があるので
スタッフにかけてもらっても良いです。
乗り合いタクシーではないので1台400クローネ。
シェアできると良いです。
ベルゲンへ

ベルゲンへ戻るのも行きと同じバス。
16時45分のに乗りました。
そして寝ていたらベルゲンに到着していました。
いやー良いトレッキングだったー。
おわりに
トロルの舌でテント泊をすれば長いトレッキングも半分になり
体力的にも余裕が生まれます。
6時間かけて登って滞在時間30分は
悲しいですしね。
もちろんごみはすべて持ち帰るなど
最低限のマナーは守りましょう。
トロルの舌でテント泊、おすすめです。
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