最近は360度カメラがアツいですよね。
リコー THETA SC2など値段もお手頃なものも
発売されて購入した方も多いと思います。
最近はテレビの旅番組などでも使用されていたり
ますます身近な存在になっています。
しかしせっかく購入しても
なんか思っていたのと違う
思ったように撮れない
360度カメラで良い写真を撮るのは難しい
と感じている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では360度カメラの良い写真を
撮るコツについて紹介していきます。
①被写体にできるだけ近づいて撮る
②中心で撮る
③太陽は敵でもある
よく使われるシチュエーション

360度カメラが活躍する場面は
どのような時なのでしょうか?
自撮り写真・動画
360度カメラはシャーターを押せば
周りすべての景色を写すことができるます。
そのため自撮り写真によく用いられます。
画角を気にする必要がないため、
失敗なく顔がちゃんと写った写真が撮れます。
風景写真・動画
周りの風景を撮る目的で使用する方も多いです。
360度カメラは全方位を一瞬で撮影できてしまうので
何度も撮る必要がなく、
旅の思い出を他人に共有することができます。
また、写真の一部を切り取って
「リトルプラネット」と呼ばれる写真を
作り出すこともできます。
エジプトにもある白砂漠#BahariyaOasis #Giza #Egypt #360camera #Lifein360 #GoPro #GoProFusion
風景写真ではカメラを真上に掲げて撮り、
撮影者は写ってないことが多いようです。
ツーリング・ドライブ動画
バイクや車内に取り付けて走行中の景色を
記録する目的もあるようです。
撮った360度動画を後から普通の動画として編集して
見たい箇所だけを写すことができる点も
360度カメラのメリットといえるでしょう。
360度カメラは特殊なカメラ
「360度カメラは普通のカメラと違う」
ということです。
うまく撮れないと感じている方は
スマホのカメラや一眼レフカメラで
撮る感覚と同じように撮っていませんか?
360度カメラは周囲の景色を全て写す
特殊なカメラということを念頭におくべきです。
撮影時の3つのコツ

それでは360度カメラで撮る時の
ポイントをまとめていきます。
①メインの被写体にできるだけ近づく
360度カメラのレンズは超広角レンズです。
普通のカメラの感覚で撮ってしまうと
メインの被写体として撮ったものが
かなり小さく写ります。
写真を見返したときに
「あれ、何をメインに撮ったんだっけ?」
と感じてしまいます。
#蓼科山 #Nagano #Japan #360degrees #Lifein360 #Fisheye #NIKON #KeyMission360
上の写真だと何が撮りたいのか伝わらないですよね。
ちなみに祠を撮ったのですが遠すぎます。
次に別の写真を見てみましょう。
#Consuegra #Spain #Sunrise #360degrees #Lifein360 #Fisheye #NIKON #KeyMission360
この写真なら風車が被写体だとすぐわかります。
この写真はかなり至近距離で撮影しました。
被写体にはできる限り近づいて撮影しましょう。
近すぎるかなと思うくらいがちょうど良かったりします。
高い建物などは近づきすぎると
根元しか映らなくなるので気をつけましょう。
②中心で撮る
撮影した写真を編集するときに気になるのは
左右対称なはずなのにズレていることです。
ズレてしまうとせっかく撮った写真も
バランスが崩れてしまいます。
そのため撮影するときは
中心に立っているか(広場の中心で撮る場合には前後も)
カメラは歪んでいないかなどを確認してから撮りましょう。
Tyusin - Spherical Image - RICOH THETA
③太陽は繋ぎ目に
晴天時に撮るときには太陽の位置を確認しましょう。
太陽が片方のレンズだけに向いていると
一方の写真だけとても明るい写真になってしまい、
繋ぎ目が不自然になります。
SUN2 - Spherical Image - RICOH THETA
これは大げさな例ですが、
点線を境に露出が変わっているのが分かります。
そのため太陽が出ている場合には
レンズの向きを調整しましょう。
レンズとレンズの境目に太陽が来るようにすると
両レンズの露出が同じくらいになります。
さいごに
以上の3つのコツを覚えておくだけで360度カメラの撮影技術が
大幅に向上するはずです!
ぜひ試して見てください。